ご来光を仰ぎながら
みなさん、2010年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
こちらイスラエルは全くと言っていいほどお正月の雰囲気がありません。
ユダヤ教にはまた別の暦がありますので、西暦を基準とした新年はまったくといっていいほど祝いません。
だから昨日も今日もいたって平日、なんとも味気ないものです。
今年も例年と同様、初日の出を仰ぎにいくため、ヘブライ大学に出向かいました。
あいにくの天気のため、視界は悪く、太陽がいつ上ったのかわからないくらいでしたが、
やはり新しい年を迎えるにあたって、初日の出に見に行くと心も新たな思いにさせられます。
ふと手に持っていた聖書開いて読んでみると、不思議な発見がありました。
第二年の正月になって、その月の元日に幕屋は建った。 すなわちモーセは幕屋を建て、その座をすえ、 その枠を立て、その横木をさし込み、その柱を立て、 幕屋の上に天幕をひろげ、その上に天幕のおおいをかけた。 主がモーセに命じられたとおりである。(出エジプト40章17~19節)
会見の幕屋とは、今から約3400年前に古代エジプト王国の奴隷として苦しい生活を送っていたイスラエルの民が、
神に召命された民族指導者モーセに率いられて、出エジプトした故事に関わってきます。
出エジプトしたイスラエルの民に対して神様は、荒野の中に神と民が出会う至聖所「会見の幕屋」を作るように指示します。
出エジプトしたニサンの月を正月と定めましたが、それから一年後の元日に幕屋は初めて完成しました。
つまり簡単に言えば、元日に幕屋は建てられたのです。
モーセは会見の幕屋に、はいることができなかった。 雲がその上にとどまり、主の栄光が幕屋に満ちていたからである。 雲が幕屋の上からのぼる時、イスラエルの人々は道に進んだ。 彼らはその旅路において常にそうした。 しかし、雲がのぼらない時は、そののぼる日まで道に進まなかった。 すなわちイスラエルの家のすべての者の前に、 昼は幕屋の上に主の雲があり、夜は雲の中に火があった。 彼らの旅路において常にそうであった。(出エジプト40章35~38節)
幕屋が進んでいくときにはつねに雲が覆っていた。ただの雲でない、主の雲が覆っていたといいます。
今年の初日の出は雲に覆われ何も見えませんでしたが、
幕屋が建てられてた元日にこのように雲が全イスラエルを覆っていることに感動。
この一年はきっとイスラエルにとってもまた自分にとっても激動の一年にになるかもしれない、
だけど主の雲に覆われながら示される道を歩んで生きたい!
そのように思わされた一年の始まりでした。
